自然観察会「大宮川林道」 (自然保護委員会) |
普通例会 |
【日時】 | 2017年9月2日(土) |
【天 候】 | 晴れ |
【参加者】 | 講師 清水 正 氏
(NPO自然観察指導員京都連絡会常任理事) 洛中3、やましな3、田辺1、WAO1、右京5、会員外2 |
【コースタイム】 |
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【報告と感想】 比叡山の麓、京阪坂本駅から横川中道の大宮川林道を往復するコース。清水講師の説明で、植物、動物、昆虫、地質等自然観察しながら歩きまし た。 駅前にヒメシャラとナツツバキが植栽されていて、同時に見られるのは珍しく、さっそく違いの説明をしていただきました。林道に入るとしばら くして今度は地質の説明です。比叡山の北側は2億年以上前の古生層で、琵琶湖側は1,000種の植物が生育し、なかでも「カキノハグサ」は めったに見られない珍しい植物だそうです。南の京都側は大陸から離れた頃の花崗岩で風化して細かくなり、水はけがよくグランドに撒かれるそう ですが、植物相は反対に豊かではないようです。 メモをしただけで100種以上の植物、昆虫等があり、びっくりです。あまり出会わないフシグロセンノウがオレンジ色の美しい花を咲かせてい て出会ったことに感動でした。こんなにゆっくりと観察することはないので説明を聞きながら歩くと、どの花も木もそれぞれに一生懸命生きている ことを教えられ、愛おしくなります。カキノハグサが咲く頃に又来たいと思います。 ( 記 / I .H ) (参加された方の感想です) 「大宮林道での自然観察会ではたくさん学習・観察をさせていただき有難うございました。家に帰ってメモをみたら100以上の草木の名前があ がっていて、図鑑を見て、 再度確認しましたが、年齢のためかなかなか思い出せませんでした。 写真を撮る時、何の花を撮ったかメモをしないといけないと痛感しました。 指導員の清水さんや自然保護委員会の方達には大変お世話になりました。またこんな機会があれば是非参加したいです。 ( Y.A)」 「久しぶりに坂本〜横川を歩くことができました。大宮川の清流のせせらぎを見ながらのゆったりとした観察ができて満足しています。 ジョロウグモやフシグロセンノウなど、知らない名前をたくさん教えていただいたのですが、この古ぼけた脳には残念ながら収納しきれずあまり思 い出せないのが残念です。図鑑を何十冊も頭の中に収納しておられるような清水講師には感嘆です。ありがとうございました。 ( N.S)」 「いつも図鑑で調べている花など植物のことを生き字引に教えていただけるということで、句会の日なのですが、休んで参加しました。今までう やむやになっていたクロモジやアブラチャン、ダンコウバイなど春によく似た花が咲くものも詳しく教えていただき、これで区別できると思いまし た。実物でもって特徴や違いを教えて頂けてとてもよかったです。前回はカキノハグサやバイカツツジが見られたとか、参加しなかったことが悔や まれます。次回を楽しみにしています。 ( S.W)」 「自然観察会を甘く考えてました。本当に疲れました。元々砂利道の林道歩きは嫌いで!(比良で以前に滑って怪我をしましたので)数十年ぶり に植物図鑑を出し持って行きましたが知らない植物と載っていないものばかりで実際聞いているのみでした。 今、聞いたものを確認中ですがパソコンでも大変でしょうね。以前、名前を覚えるのはどうするのと聞くと実物を何度も見る!とか、 花が咲くものばかりでなく葉の形、地形、季節など奥が深いですよね。 以前にも言いましたが山に咲く花は何故可憐で可愛いものが多いのでしょうね?帰路は行のペースではついて行けなくなりますので先走りして申し 分けありませんでした。 ( K.M)」 < チャダイゴケ(きのこ) > < フシグロセンノウ > |
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