第13回初級登山学校実技7
        ・積雪期搬出訓練
 普通
【日 時】 2018年2月4日
【天 候】 晴れ、暖かい
【参加者】 初級11名、他合計38名
 

 

【コース】 イン谷口上部公園8:30集合

【報 告】
                                                  記:M・A
連盟救助隊の訓練に実技7として参加。1班、2班と初級11名の計3班で訓練する。 
午前中は、ビーコン、プローブを使った探索訓練。赤岳鉱泉でやったクロス法をもう一度確認する。
最後に2名埋没した時の探索をやる。初めてで「やり方知りません」と言ったら坪山講師がびっく
りされた。それでも丁寧に教えて頂きマスターしました。買ったばかりのビーコンで説明書も十分
に読んでいなかった。
 プローブでは、実際に坪山講師が埋もれて上からプローブを突き刺してみる。靴に当たるのとふ
くらはぎに当たる感触の違いを確認する。その後代わって突き刺してもらう。足ならいいが顔面に
当たると相当に痛いだろうと思う。
 午後は、梱包・搬送訓練をする。講師陣のデモを見たあと初級メンバーでやってみる。負傷者を
ツェルトで包みカラビナを入れてクローブヒッチで縛る。手際よく正確に梱包するには繰返し練習
する必要あり。今年は雪が多いので雪上を引き下ろして行く。左右3人ずつ入って運ぶ。狭くて足
元がよく見えない。つまずいて「ストプ!」と大声。谷側は自分の身体の安全確保が一番大事だ。
うっかりすると転げ落ちる。こんな斜面を下ろせるのかなと思うような場所では、メインロープで
立木に確保を取りゆっくりゆっくりと下ろす。
後で負傷者役の方に感想を聞いたが「長かった!」体が傾いたり顔面にメインロープが当たった
りとなかなか大変だったようだ。
好天に恵まれ楽しい雪上訓練でした。

 

 



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