自然観察会
  「岩清水八幡・男山」  報告
 自然保護委員会例会
【日時】 2018年9月8日(土) 
【天候等】 雨のち曇り
【参加者】 講師  清水 正 氏  (NPO 自然観察指導員京都連絡会常任理事
) 右京 男性1名  女性4名  計5名   (一般3名子ども1名)
全体23名 会員外8名
【コースタイム】

 
〔報告と感想】
  猛威を振るった台風21号、再度の下見の結果ルート変更。小雨決行で実施となりま した。八幡宮へのルートは、表参道、裏参道他どのルートもすべて通行止めという状況 で、頓宮周辺を観察の後、ケーブル利用で八幡宮へとなりました。
 雨の中傘をさして頓宮へと向かいます。池には黄色い小さなアサザの花。頓宮から 高良神社へ。
銀杏、オガタマの実が落ちている。イヌビワの実が黒くおいしそう。イヌ ビワはビワではなくてイチジクの仲間で、雌雄異株です。冬に実がなっていたらそれ は雄株で、中にはイヌビワコバチという昆虫が入って生活している。雌株はイヌビワコ バチによって種子をつくるという特別な関係にあるらしい。なんとも不思議な世界で す。
 カゴノキは鹿子の木と書く。字のとおり樹皮が鹿の子模様をしているが根の部分も鹿 の子模様があるのは初めて見ました。
 クルミの実が落ちていました。よく見るオニグルミではなくてテウチグルミというそ うで市販されているのはこの実だそうです。これはオニグルミと違って簡単に割れ てきれいに実が取り出せるそうです。他沢山の植物を観察しましたが書ききれませ ん。いつもは素通りしている所も講師の先生の説明で目からうろこ、とても面白い一 日でした。                   ( 記 : I .H )

         1
                       <オガタマの実>

         2
                       <カゴノキの根>

             3
                    <こんな葉っぱの遊びも>

                                    
                 
                

                            


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