北八ヶ岳・天狗岳山行報告 | 普通 |
【日 時】 | 3月15日(金)〜17日(日) |
【天 候】 | 3月15日・曇、16日・曇、17日・曇 |
【参加者】 | 女性6名、男性2名、合計8名 |
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【コース】 | 15日(金) 7:30京都-名神東IC・中央道長坂-13:50みどり池入口・ゲート前14:05 〜15:32こまどり沢〜16:22しらびそ小屋(泊) 16日(土) 8:00しらびそ小屋〜11:50中山峠〜14:00しらびそ小屋〜16:00ゲート前 駐車場-17:00諏訪温泉・湖月館(泊) 17日(日) 8:15湖月館-長野道岡谷IC-中央・名神東-14:30京都 |
【山行報告】 記:Y・T 雪に覆われたしらびそ小屋 到着直後の集合写真 15日(金)2台の車に分乗して出発。名神・栗東付近の事故渋滞に巻き込まれ30分程ロスタイム。 栗東を過ぎると名神・中央道もスムーズに流れ中央道長坂ICで下車、県道28号・北杜八ヶ岳線、 国道141号線・佐久甲州街道を北進、松原湖を横手に県道480号線・松原湖高原線に乗り換え山間 部に入りしらびそ小屋へ向かう林道の冬季閉鎖されたゲート前に到着。ここで車を置いてしらびそ 小屋に向かう。今年の積雪は半端でなく新しいトレースの深さは時に膝下まであった。林道をショ ートカットしてこまどり沢を抜けると小屋に向かう急登に入る。この急登を抜けると小屋にたどり 着く。今回はゲートから小屋まで2時間15分費やした。小屋到着後宿泊の手続きをしながら雑談 をしていると「先週からの積雪で中山峠が不通になっている。上からも誰も降りていないしこちら からも誰も上がっていない。1m程の積雪で峠を越えるにはラッセルが必要」と小屋の主から言わ れ一同愕然とする。中山峠を越えて明日は東天狗、西天狗を回る予定が足元から崩れた。今夜の宿 泊も私たち一行と女性2名だけで明日峠を越えていく予定のパティ―は何処もいませんでした。 そんなこんなでまずは明日宿泊予定の「稲子温泉旅館」にキャンセルを入れて宿泊先を変更。 明日の山行は「入笠山」への日帰りに変更、宿泊先はネットで調べた低額(2食付き・ 7200円)の諏訪温泉旅館に変更。途方に暮れて一夜をすごした。 16日(土) 下山するだけのため遅い目の朝食を取っていると東京から来た6人パーティーが 中山峠をラッセルして天狗に上がると教えられ、パーティーからもラッセルをするから中山峠ま で上がりましょうと声を掛けられた。峠をあきらめていた一同が顔色を変えて峠越えへ気持ちが 盛り上がり再度今日の日 中山峠に出て東天狗岳を望 む 餌場に現れた小鳥・ウソの雄 先行する東京のパーティ 後を追いかける右京パーティ 窓辺に現れたリス 大胆にパーティをリードするKさん しらびそ小屋で一息 ラッセル訓練 程を変更、急いで仕度を整える。東京のパーティーには予定通り先行して本澤温泉分岐を越えて 少し登りになった所で合流。厚かましくラッセルの後を進む。10時前になる頃、東京パーティ ーに疲れが見えて休憩タイム入った。しらびそ小屋を出てラッセルの連続で一気に疲れが出たよ うで私たちが替わって前に進み(主に高岩君が一人ラッセル)道を開いて峠直下まで進んだ。ここ で私たちが休憩タイムに入ると休憩していた東京パーティーが追い付いて最後の峠直下の難所に 道を付けて頂き、ようやくの思いで中山峠に出ることが出来た。峠の上は意外と穏やかで何時も の風も弱くすぐにでも天狗に向かって進みたいところ、今夜の宿を諏訪温泉に切り替えたので天 狗へのアタックを断念して下山に取り掛かる。峠の立札が掛っている直下の所は急角度で落ち込 み登りの際、雪を削っていたので足場が悪く右京の仲間には簡易ハーネスを作ってもらいムンタ ーヒッチで確保しながらバックステップで降りてもらいました。峠直下が下山に際しては一番の 難所でそこをクリアできた後はどんどん下に降りるだけでした。東京のパーティーが来てくれた お蔭で中山峠まで雪山を堪能することが出来ました。特に峠直下の急登を登り切り下山出来た事 はパーティー全員の力が付いたと思います。しらびそ小屋では念願のリスとご対面できて小鳥ま でお別れの為餌場に出てきて頂き一同感謝の気持ちでいっぱいです。少し難度の高い雪道を歩け、 リスや小鳥と遊ぶことが出来た楽しい山行でした。 |
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