『山科・音羽山ハイク』例会     
 普通例会
【日時】 2019年3月17日(日) 
【天候等】  小雨時々曇り
【参加者】  男性5名   女性5名    計10名
【コースタイム】

蝉丸神社(9:15発)〜逢坂山歩道橋(9:25)〜尾根道(9:35〜55)〜605段の階段登り(9:55〜10:10)〜音羽山路傍休 憩地(10:25〜35)〜音羽山頂上(10:50〜11:05)〜牛尾山法厳寺(牛尾観音)(11:40〜12:20)〜桜馬場 (12:30)〜鎌研ぎ登山口(13:00)〜水車小屋(13:05)〜井筒八橋追分店(13:30〜50)〜京阪京津線追分駅(13:58 乗車)
〔報告と感想】
 今回のハイキングでは、雨に降られて頂上からの景色はさっぱりでした。
でも天気が良ければ「もう一度、行ってみたい。」と思われたのではないでしょうか。9時に出発して14時には帰りの電車に乗れる手軽なコース です。
 また、山頂で景色を堪能して、そのまま大谷駅に戻ればもっと早く楽に帰れます。普段、歩くことの少ないお友達を誘っても満足いただける 「楽々ハイキング」のコースです。次回は是非、ご家族、友人の方と歩いてみてください。

 京阪京津線大谷駅で下車した時点で小雨が降っていたため、駅の庇下で雨具を着用し、順次、集合場所(蝉丸神社)に向かう。本殿前にて各自自 己紹介の後、山行実施の意思確認をして出発する。道の下の方から「日本一のうなぎ 逢坂山かねよ」の鰻を焼く匂いが漂って来る。強い風はなく 樹木下のため、雨は余り気にならない。ガスはかかっているが、頂上からは琵琶湖、京都市街が一望できるだろうと話しながら、逢坂山歩道橋を過 ぎ、尾根道を快調に歩く。汗冷え防止と、605段の階段登りに備えて、ゆっくりしたペースで歩行する。
 605段の階段登りは苦しい歩行になると説明していたが、皆さん健脚で、途中の休憩なしで登り切り、「大したことはない。」との感想であっ た。
 小雨が絶え間なく降り続ける中、一旦、道をそれて音羽山路傍休憩地へ立ち寄り、小休憩を行う。休憩後の音羽山頂上へ向かう道では、ガスがか かって遠方の視界はないが、両脇の「馬酔木」の花が満開であった。
 音羽山頂上(593m)に到着したときには一時的に雨も小休止となるが、山頂からの遠望はガスがかかって全く不良であった。
 ところが、そろそろ出発という頃になって、風で西側(左側)の視界が急に広がり、京都タワー、京都御所、船岡山など東山を越えた京都市街が いきなり一望できる状態になった。
 東側の滋賀県側の視界は相変わらず不良であったが、「折角、雨の中を歩いて来た結果」が少しは得られ、慰められた。
 11時過ぎ、再び雨が降り出して来たため、昼食休憩場所の「牛尾山法厳寺」を目指して下山を開始する。
 下山路は赤土で斜面がきつく滑りやすいため、ストックが重宝した。昨年の台風21号による多数の倒木の跡が痛々しいが、道はきれいに整備さ れていた。11時半頃に法厳寺に到着する。
 法厳寺では毎月17日に本尊観音菩薩の法会が営まれており、行者の方々が13時からの法会準備に当たっておられる。雨が激しく降っており、 庫裏の縁側での昼食をお願いしたところ、快く許していただく。法厳寺には霊泉「金生水」があり、是非飲用をとの案内もいただく。昼食時、Y さん持参のジェットボイルでコーヒーを賞味させていただく。
 雨が小降りになって来たのを見計らって出発する。法厳寺から桜の馬場までは木の階段、桜の馬場から麓の山科区小山の登山口までは舗装路が整 備されている。
 途中、音羽山を読み込んだ和歌の数々の石碑や路傍整備のボランティアの方々による由緒がありそうな「複数の滝」、そして「経岩」、「蛙岩」 がハイキング気分を掻きたててくれる。
 鎌研ぎ登山口まで来ると今日のハイキングは終了。もう雨も止んでいる。終了の印に近くの民家前にある「水車」をバックに記念写真を撮る。
 そして一路、帰宅を目指して、京津線追分駅に向かう。途中の国道1号線沿いに井筒八橋追分店があり、ここに立ち寄って休憩とお菓子の試食、 お土産の購入をする。
 ここで直ちに帰宅組ともう少し休憩組に分かれて、解散することとする。
 直ちに帰宅組は約10分で追分駅に到着し、1〜2分の待ち合せで太泰天神川行きの電車に乗り込む。                                             ( 記: M .K )

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             <音羽山頂上で集合写真 ガスがまだかかっ ています>

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               <民家の前にめずらしい水車がありまし た>



 

            
 
 
                    
         

                 



                            


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